入社した当時は建設機械に対して「大きい」ぐらいの気持ちしかありませんでしたが施工部に配属されて、機械が好きなことを思い出しました。
機械の機種も多く、建設現場ごとに状況が異なるため、一人前になるまでに5年~10年かかると言われます。翌日の仕事のために夜遅くまで資料を漁ることもありましたが好きなことを仕事にできたことはよかったです。
機械部と土木営業部と施工部です。機械部は北陸機械センターで一年間。土木営業部は研修で二か月間。施工部は四年間携わりました。
施工部では指導員として建築現場に向かい、当社で保有しているタワークレーン、エレベーターの組立~解体までの補助を行います。現場の鳶とチームになって大きな機械を完成させるので、達成感があります。
施工部に配属された当初は、歳の近い社員がおらずベテランの年代ばかりでした。悩み事、困り事を相談する際に遠慮しがちになっていましたが、いざ質問をすると気さくな人達ばかりで仕事の話でもプライベートな話でもできるような働きやすい環境になりました。
また、ここ数年で施工部にも後輩が5人増えて若者の層も厚くなりより一層悩みなど思った事を遠慮せずに言える環境になっています。

私が携わった建物が完成し多くの人たちが利用しているところを見るとうれしい気持ちになります。加えて私は、デスクワークをするより機械を触る方が好きなので、現場に出て機械に触っていると自然と社会貢献をしているので一石二鳥的な気持ちがあります。危険が伴い苦労する場面も多いですが相応に達成感も大きなものです。
安全を重視して作業をするために気持ちに余裕を持つことを心がけています。作業の手順書に書いてある要点は事前に注意できますが、現場に行って現物を見て初めてわかる事があります。それらを気づきやすくするために資料を熟読することや、イメトレ、ベテランに不明点を聞いておく等できる準備を済ませて余裕を持てるように頑張っています。

内定が決まるまで焦りが出てくる場面があるかもしれません。その中で余裕を持つことは難しい話かも知れませんが、視野がせまくなり普段だと気づける事でも見落とすことがあります。あまり根を詰めるような就職活動をせずに今後の人生を決める大きな選択なので楽しんでやるのが一番だと思います。